2022年度事業計画
はじめに
災害が続き、コロナ禍が続き、地球上では戦争が始まるという、とても難しい時代になってきました。足元の地域でも家族という塊が力を発揮せず、隣近所のつながりも薄くなっています。お一人暮らしが本当に多くなり、支援が必要な人が声を上げにくい、小さな声が聞こえにくい状況でもあります。
そんな時代に、お一人おひとりの「望む生活」を実現していくことが私たちに求められています。今年度は国から「個別避難計画書」の計画についても福祉職の参加が求められ、大田区もケアマネジャーを念頭に置きながら避難の計画をどのように立てるべきなのか検討と計画作成を始めることになりました。また、「重層的支援体制の構築」という課題もケアマネジャーの役割に期待がされています。
このような時代だからこそ、わたしたち連絡会が地域で仕事をする介護支援専門員の力になり、共に地域を支え合う仲間として存在していることを会員の皆様に感じていただける活動を続けてまいりたいと思います。
基本方針
1. 会員の日々の業務を支援できる研修、情報の発信を行っていきます。
2. 組織運営の更なる強化をはかり、発信力、及び協働性を高めます。
3. 各種研修の充実、連動をはかり、会員のスキルアップの為の環境づくりを支援します。
4. 各種団体との関係性の維持強化を図り、介護支援専門員の存在意義を発信していきます。
活動内容
- 会員数を上げることは、連絡会活動に賛同いただける方を増やすことと考えながら、具体的活動を組み立てていきます。
- コロナ禍収束後、ワクチン接種後も感染予防は続きます。定期研修会、懇談会、タウンミーティング(小地域研修会)等の独自研修の開催が出来るよう努力します。
- 「駅前図書館日曜介護相談室」開設が感染予防の中継続できるよう、高齢者を支える地域づくり貢献活動を行います。
- 介護支援専門員業務やリレーションシップの相談先となるケアマネ相談室を区事業で開設し、介護支援専門員の後方支援の窓口とします。
- 区委託事業である介護支援専門員全体研修(5回程度)を開催し、介護支援専門員等のスキルアップに寄与します。
- 区事業であるケアプラン点検を介護保険課との協働事業と位置づけ、リ・アセスメント支援シートを活用し、ケアマネジメントにおける力量の向上を図ります。
活動計画
すべての事業はコロナ禍の収束とその後も続く感染予防に配慮し行います。
- 総会開催
年1回5月に開催致します。本会の運営に関する重要な事項の決議の場となります。
- 定期研修会の開催
感染症予防に配慮し会員対象の定期研修会、及び懇談会を開催します。
- ケアマネジメントの質の向上研修
- 新人介護支援専門員対象
- 特定事業所対象
- 主任介護支援専門員対象
- 区民向け介護イベントの実施(おおた福祉フェスの実施)
「おおた福祉フェス2022」を開催する予定となっています(区共催)。区内介護保険事業職能団体との協働実施となります。
- 「駅前図書館日曜介護相談室」の継続
感染症に留意しながら、毎月第2日曜日午後1時~4時、大田区立蒲田駅前図書館にて定期開催致します。図書館という場を活用して協働で高齢者を支える地域づくりへの貢献を図ります。また本事業に関しましては窓口相談員を募集しています。※添付資料参照
- 区内各種会合、区主催の検討委員会への参加
大田区地域福祉計画推進会議、大田区高齢者福祉計画・介護保険事業計画推進会議、大田区在宅医療連携推進協議会、大田区難病対策地域協議会、大田区地域密着型サービス検討会、「おおた介護予防応援事業評価委員会、大田区社会福祉協議会「評議員選任・解任委員会」、…等、区南部地域リハビリテーション支援センター事業、梅ちゃんカフェ、おおた区民活動団体連絡会、多岐にわたる区内会議に委員として参加し、今後、会員に向けたより有機的な情報の発信、確認をしていきます。
- 会員向け広報紙の発行(けあまね通信発行等)、及びホームページの充実、ラインの情報発信
会員に向けた広報誌の発行を複数回行います(2021年度実績3回)。会の運営状況や介護保険関係最新情報等の発信の場として活用致します。またホームページの更なる充実を図り、会員外の方も情報が得られる媒体としてラインの情報発信もしていきます。
- 地域活動の支援
区内各種地域事業への貢献活動として、会員の参加を支援します。具体的には以下の事業に関して運営委員等として参画頂いた場合、活動証明書を発行しますが、感染予防のため各地域活動は中止を予定するなど証明書発行は適宜対応します。
- おおた福祉フェス2022
- くらし健康あんしんネットおおた
- おおた区民活動団体連絡会/区民活動フォーラム
- 駅前図書館日曜介護相談室
また、当日のボランティアとしての活動も活動証明書発行対象となります。
上記地域活動の支援は研修等受講証明書と併せ、主任介護支援専門員研修受講の応募の際に活用できます。不明な点は本会役員までご質問下さい。
尚、上記(ア)~(キ)を計画的に遂行する為に、昨年度より下記の様に運営委員の部会制を設けました。
- 研修部会
- ケアプラン点検部会
- 地域活動部会
- 広報部会
- 制度研究部会
- 災害対策部会
各部に部会長を設置し、活動計画とリンクして業務を遂行します。
- 理事運営委員会、事務局運営等の開催
毎月1回の理事運営委員会、及び事務局運営会議等を開催します。事務局運営会議とは、運営状況の確認、及び事業企画等に関する検討をします。また上記の他、部門や担当ごとに分かれた会議の開催も適宜行います。
- 区内外職能団体等への活動参加
大田区介護保険サービス団体連絡会をはじめ、各職能団体等の活動に積極的に関わり、情報交換、運営支援等を行います。また区外団体であるNPO法人東京都介護支援専門員研究協議会(CMAT)等の活動に携わり、都外団体視察研修等も含めた広域な活動を行います。
- 大田区との連携
区との緊密な連携を基に、職能団体としての意見を伝えていきます。
- 本会役員等と区福祉部との公式懇談会の実施を毎年期首に実施しています。現在置かれている課題を中心に、多岐にわたる意見交換となります。
- 区介護認定審査会委員に会員を選出します。
- その他、会議や検討会への出席を適宜担います。
- 大田区からの業務委託
- 大田区より委託された介護支援専門員対象研修を、今年度も昨年度同様、年5回程度開催を予定致します。(一部中止の可能性あり/内容未定)
- ケアプラン点検作業部会を設置し、大田区による事業所選定のもと、一連にわたるケアプラン点検作業を実施します。
- 「ケアマネ相談室」をふれあいはすぬまにて開催し、介護支援専門員の後方支援に努めます。
<添付資料>
- 2022年度NPO法人大田区介護支援専門員連絡会年間計画
2021年度事業計画
はじめに
第8期介護保険事業計画(令和3年~5年度)開始の年となります。共生社会、また地域包括ケアシステム実現に向けた、ステップアップを図らねばならないことを昨年の事業計画で記載しましたが、コロナ感染症予防の1年間に「包括的にケア出来る地域づくり」に踏み出すことが出来ない1年でした。
日々の業務ではお一人おひとりのケアマネジャーが、地域で複雑化する課題に向き合っていることと思います。そのお一人おひとりの業務の難しい局面に何か支援出来ることをこの連絡会が出来るようにしたい、と思いつつ、なかなか具体的な踏み出しは出来ません。
昨年実施できたことは数えるばかりです。コロナ禍ではあるものの連絡会で集合型研修を開催することが出来、会員の皆様とお顔を合わすことが出来た唯一の機会となりました。東日本大震災により大田区に避難された方々の訪問活動を地域活動と位置づけ取り組みました。そのほかの事業として大きく作業量も内容も幅のある区委託事業です。
この事業は保険者である大田区とわたしたち介護支援専門員の職能団体としてタグを組むとても大切なものです。ケアプラン点検を、例えば給付抑制の目的のみで点検されては、わたしたちがその利用者の「望む生活の実現」とはかけ離れてしまう可能性もある。地域を日々業務で回っている我々だからこそできるケアプラン点検にしたい。私たちの出来る地域づくりの一つとしても考えられる。この思いで3年間事業委託をし、作業量の多さにふんばってきたというのが実情です。
しかし、本来の連絡会に会員の皆様が求めていることはどのようなことか、この委託事業で地域の介護支援専門員を護れてきたのか、会員の皆様に問いかけたいところです。
これからの連絡会活動をどう組み立てるのか、岐路でもあるようです。アンケート等ご協力いただき、皆様の連絡会としての活動が出来る道筋を見つけられる1年にしたいと思います。
基本方針
1. 会員の日々の業務を支援できる研修、情報の発信を行っていきます。
2. 組織運営の更なる強化をはかり、発信力、及び協働性を高めます。
3. 各種研修の充実、連動をはかり、会員のスキルアップの為の環境づくりを支援します。
4. 各種団体との関係性の維持強化を図り、介護支援専門員の存在意義を発信していきます。
活動内容
1. 会員数を上げることは、連絡会活動に賛同いただける方を増やすことと考えながら、具体的活動を組み立てていきます。
2. コロナ禍収束後、ワクチン接種後も感染予防は続きます。定期研修会、懇談会、タウンミーティング(小地域研修会)等の独自研修の開催が出来るよう努力します。
3. 「駅前図書館日曜介護相談室」開設が感染予防の中継続できるよう、高齢者を支える地域づくり貢献活動を行います。
4. 介護支援専門員業務やリレーションシップの相談先となるケアマネ相談室を開設し、介護支援専門員の後方支援を行います。
5. 区委託事業である介護支援専門員全体研修(5回程度)を開催し、介護支援専門員等のスキルアップに寄与します。
6. 区事業であるケアプラン点検を介護保険課との協働事業と位置づけ、リ・アセスメント支援シートを活用し、ケアマネジメントにおける力量の向上を図ります。
活動計画
すべての事業はコロナ禍の収束とその後も続く感染予防に配慮し行います。
(ア) 総会開催
年1回5月に開催致します。本会の運営に関する重要な事項の決議の場となります。
(イ) 定期研修会の開催
感染症予防に配慮し会員対象の定期研修会、及び懇談会を複数回開催します。
・ タウンミーティング(基本圏域ごとに分けた小地域研修会)
・ 新人介護支援専門員対象
・ 特定事業所対象
・ 主任CM対象
・ 第8期介護保険事業計画関連
(ウ) 区民向け介護イベントの実施(おおた福祉フェスの実施)
「おおた福祉フェス2021」を9月26日(日)大田区産業プラザPiOにて開催致します(区共催)。例年のような取り組みになるかまだ未定ですが、区内介護保険事業職能団体との協働実施となります。
(エ)「駅前図書館日曜介護相談室」の継続
毎月第2日曜日午後1時~4時、大田区立蒲田駅前図書館にて定期開催致します。図書館のネットワークを通じた高齢者を支える地域づくりへの貢献を図ります。また本事業に関しましては窓口相談員を募集しています。※添付資料参照
(オ) 区内各種会合への参加
上記会議のほか、大田区在宅医療連携推進協議会、区南部地域リハビリテーション支援センター事業、梅ちゃんカフェ、おおた区民活動団体連絡会、認知症ケア研究会、くらし健康あんしんネットおおた、大田区難病対策地域協議会、大田区社会福祉協議会…等、多岐にわたる区内会議に委員として参加し、今後、会員に向けたより有機的な情報の発信、確認をしていきます。
(カ) 会員向け広報紙の発行(けあまね通信発行等)、及びホームページの充実
会員に向けた広報誌の発行を複数回行います。会の運営状況や介護保険関係最新情報等の発信の場として活用します。またホームページの更なる充実を図ります。
(キ) 地域活動の支援
区内各種地域事業への貢献活動として、会員の参加を支援します。具体的には以下の事業に関して運営委員等として参画頂いた場合、活動証明書を発行致します。
・ おおた福祉フェス2021
・ くらし健康あんしんネットおおた
・ おおた区民活動団体連絡会/NPO・区民活動フォーラム
・ 駅前図書館日曜介護相談室 別紙「募集」をご覧ください。
また、当日のボランティアとしての活動も活動証明書発行対象となります。
上記地域活動の支援は研修等受講証明書と併せ、主任介護支援専門員研修受講の応募の際に活用
できます。不明な点は本会役員までご質問下さい。
(ク) 理事運営委員会、事務局会議等の開催
毎月1回の理事運営委員会、及び事務局会議等を開催致します。事務局会議とは、運営状況の確認、及び事業企画等に関する検討をします。
また上記の他、部会や担当ごとに分かれた会議の開催も適宜行います。
(ケ) 区内外職能団体等への活動参加
大田区介護保険サービス団体連絡会をはじめ、各職能団体等の活動に積極的に関わり、情報交換、運営支援等を行います。また区外団体であるNPO法人東京都介護支援専門員研究協議会(CMAT)等の活動に携わり、都外団体視察研修等も含めた広域な活動を行います。
(コ) 大田区との連携
区との緊密な連携を基に、職能団体としての意見を伝えていきます。
・ 本会役員等と区福祉部との公式懇談会の実施を予定します。現在置かれている課題を中心に、多岐にわたる意見交換となります。
・ 区介護認定審査会委員に会員を選出します。
・ その他、会議や検討会への出席を適宜担います。
(サ) 大田区からの業務委託
・ 大田区より委託された介護支援専門員対象研修を、今年度も昨年度同様、年3回程度開催を予定致します。(一部中止の可能性あり/内容未定)
・ ケアプラン点検作業部会を設置し、大田区による事業所選定のもと、一連にわたるケアプラン点検作業を実施します。
・ 「ケアマネ相談室」をふれあいはすぬまにて開催し、介護支援専門員の後方支援に努めます。
上記を計画的に遂行する為に、別紙・組織図にありますように運営委員の部会制を設けました。各部に部会長を設置し、活動計画とリンクして業務遂行します。