~新人ケアマネ研修報告書~

  • 日 時:平成30年4月27日 18:00~19:30
  • 場 所:消費者生活センター第5集会室
  • 参加人数:18名
  • 報告者:ナユタ 所  孝

各グループで出た内容

・悩んでいる事・聞きたい事

ファシリテーター

全体:吉野 A:高井 B:小林 C:森 D:久山 E:所

※重複した内容は省く

「帳票について」

Aグループ

・新人の為、他ケアマネの電話対応に追われる

・帳票整理の時、照会が届かない

Bグループ

・プランの位置付け

・モニタリングの用紙について

・短期目標期間設定

・個別サービス計画書がケアマネ作成のプランにそぐわない

Cグループ

・記録について

Dグループ

・本人希望で往診のドクター変更

・ローカルルールどこまで使える

Eグループ

・記録類で省ける事、必要な事は何か?

 

「制度について」

Aグループ

・総合事業が要支援1と同じ?

Bグループ

・生活保護について

Cグループ

・サ担のお決まりの言葉

・ケースワーカーの仕事の内容

Dグループ

・サ高住の利用者

・包括との関わり

・制度が幅広く知識が追い付いていかない

・他のメニューの加算減算

Eグループ

・介護保険以外のサービスとの併用の仕方

・医療との連携

 

「情報について」

Aグループ

・返戻(?)サービスについて資料がない

Bグループ

・C表の作り方分からない

・社会資源の集め方分からない

Cグループ

・自費のサービスについて

・臨時のサービス追加について

・介護度によるサービス量のイメージ(?)

・傾聴ボランティアについて

Dグループ

・ローカルルールはどこまで使えるの?

Eグループ

重複しているのでなし

 

各グループの再検討した内容

※発表順番を逆にする

Eグループ

・介護保険以外との併用サービスについて

・社会資源について

・障がい保険について

・上記などの調べ方について→同僚に聞く、包括に聞く、ケアマネ連絡会などで繋がりを作り聞く

・障がい保険については、さぽーとぴあに問い合わせる、区役所・各地域庁舎の障がい保険課に聞く

・訪問介護の家族同居の生活援助について

(同居してても出来るケースあり、決めつけないで、アセスメント重要)

Dグループ

・長期短期目標の立て方について

・言葉が分からない専門用語が使われている

・アセスメントで利用者の考え方を参与

・サ担の進行、色々いいパターンについて、対応の仕方、利用者の言った本人の言葉を使うと個別性が出る

Cグループ

・生保ワーカーについて→ワーカーに押し付けるだけでなく、他にやってもらう事をきちんと依頼できる、関係性の作り方

・包括の介入の仕方、ケースが困難なほど、関係性を作る事が大切

Bグループ

・帳票 短期目標の見直しについて

照会でいいか?短期が変わった時は長期も変わるか?

・大田区のローカルルールについて

・サ担について暫定時、介護か支援か分からない時は二通りのプラン必要か?

Aグループ

・総合事業と支援の訪問のタイミング、3ヶ月毎の訪問の指導ありだが、そうするのか?(同じ包括の別の人に相談した)

・「一年で卒業」とのプランだがどうか?

・生活保護の人の住宅探しもケアマネがする必要があるか?

・緊急通報システムの相談で職員の移動で相談でき良かった(?)

 

~新人ケアマネ研修反省点~

  • KJ法を使うことに今一つ慣れていない様子もあり これをもう少し勉強して説明を加えるべきだったか?
  • アンケートがなく参加者の声がわからなかった
  • 感情的な部分を排除したので、悩みが多く出なかった様子
  • 何が分からない、聞きたいのかが分かっていないケアマネさんが多かった
  • 民間にとって加算や減算にならないことは重要であり、包括の出席が少なかったのでそちらの話が多かったか?
  • 時間が遅く参加者が少なかったか? 金曜日は避けてほしい声もあった
  • ホワイトボードに記入する書記が二人配置すべきだったか?

 

 

「ファシリテーターについて」

  • マイクがなく声が小さかった
  • ファシリが知っている事を話す時間が多かった
  • それぞれがそれぞれにグループワークでの関わり方、介入方法、間の取り方等々精査下さいますようお願い致します。

 

 

「懇談会について」

  • 懇談会ではファシリや理事と新人側が二分化していて相談できなかったのではないか?と感じた
  • 研修後の懇親会で参加いただいた新人ケアマネさんから「来て良かった。話を聞けてよかった」の声をもらえてそれだけで少しは新人さんの明日への一歩となれたように感じました。自分自身が新人の頃に、ベテラン先輩ケアマネさんとは怖くて話もできなかった事を思い出し、机の上での研修より赤ちょうちんでの会話の中でなら、気軽に質問も出てくるのかな~と思います。

 

 

「その他」

  • 他の地域との格差が大きくなっていく今後、真の意味で連携できる関係が構築できる環境を作らないとと個人的には感じました
  • 先ずはケアマネ同士”繋がる”ことで、様々解決策は見えて来る気がします。ファシリとしてこの会で皆様と繋がれたことに感謝いたします。
  • 良く正解は無いという回答をお聞きしますが確実に標準的なことはあると思います。標準化できることはこういう研修でレベルアップを図っていけばいいのかな?と思いました